トラブル内容によって派遣会社、派遣先の身近な同僚、上司など、相談先を選びましょう。

派遣先で困ったことが起きた場合の対処法

 

医師と看護婦

派遣会社を通じて働く場合は、職場の上司だけではなく派遣会社に相談できるメリットがあります。

 

派遣会社のスタッフは、派遣先で何かあれば気軽に連絡するように言ってきますが、全て親身な対応をしてくれるとは限りません。
派遣会社は看護師を派遣することで報酬を得ています。
人材を派遣しただけで受け取れる一時金や、給料の一部を継続して受け取る分、3ヶ月勤務できたらまとまったお金が入るなど、入金システムは様々です。
派遣会社からしてみれば、一度派遣した以上、すぐに辞めてもらっては困りますし、最低勤務期間をこなしてもらわないとお金の入ってこないケースもあります。

 

つまり、派遣会社に相談をしても味方になってもらえるとは限りません。
適当に励まして、とにかく慣れるまで働くように案内されることがほとんどです。

 

派遣会社への相談で効果的な内容は以下のものがあります。

 

  • 配属先が事前に聞いていた内容と違う
  • 給料が思っていた内容と違う
  • サービス残業、サービス出勤を強要される

 

上記3点のような労働条件に関することは派遣会社に相談すれば柔軟な対応をしてくれます。
上司と合わない、先輩からのイジメや嫌がらせ、雰囲気が合わないなど人間関係のトラブルや仕事が激務など事前説明と同じ業務だけどキツい場合は何もしてくれないことが多いです。

 

派遣会社は派遣先と看護師の双方の評判を気にしています。
派遣した看護師がみんなすぐに辞めてしまうと、新しい看護師を紹介しても受け入れてもらえなかったり、契約自体を切られることがあります。

 

登録した看護師に対して、事前説明と違う条件で働かせたり、労働基準法を無視したブラックな環境を用意して、相談しても動いてくれなければ悪評が広まって、その派遣会社に看護師が集まらなくなります。

 

基本的に派遣会社は自社の利益や評判を最優先に考えています。

相談内容によって対応が変わってくることを覚えておきましょう。

 

身近な同僚から話を聞く

 

職場によってルールや黙認されているルール違反は様々です。
思っていたことと違うとか、ありえないような人事や業務をしている場合は派遣会社や上司ではなく身近な同僚から話を聞いてみるとよいでしょう。
困ったことを対処するには、結論だけを急ぐのではなく、その職場の社風や過去の事例を把握することが大切です。
派遣であれば、気軽に職場を変えられるメリットがありますが、甘えて職場を転々とすれば、辞める癖が付いてしまいますし、新しい環境で仕事を覚え直す手間がかかります。

 

辞める場合でも、情報収集や相談をして納得してから辞めることが大切です。

 

人間関係のトラブルは上司に相談する

 

看護師の仕事の中でも業種によりますが、派遣で人手不足を解消しているところは、慢性的に欠員が出ていて定着率が悪い原因を持っていることもあります。
看護師の転職理由でもっとも多いのが人間関係のトラブルです。

 

新人や派遣という立場を利用して理不尽なことをされたら、現場の管理職や役職者に相談しましょう。
大半のケースは、問題児がいることを認めつつも、管理職でも手を付けられない状態になっています。

 

それでも一度相談しておけば、嫌な人と一緒に仕事をする機会が減るように配慮してくれたり、直接指導してもらえるケースがあります。
まずは上司に相談して、それでも問題を解決できなければ勤務先変更も検討しましょう。

 

自分に原因がないか見直してみる

 

派遣看護師のトラブルで多いのが、派遣の権利を主張しすぎることです。
責任感のある仕事はやらない。残業はしない。など権利を主張できるのは派遣の特典ですが、忙しい現場で派遣の権利ばかりを主張するのはNGです。

 

職場の雰囲気を見て、臨機応変な対応をするように意識してください。慢性的に派遣であるべき形とは違う働き方になったら、派遣会社のスタッフなどに相談しましょう。
派遣だと簡単に職場を変えられるので仕事に辞め癖がついてしまうケースがあります。
自分に原因があるのに周りのせいばかりしていれば、どこの職場に行っても長続きしません。